曼荼羅とは?

曼荼羅は、「まんだら」と読みます。曼荼羅というのは、簡単に説明すると、仏教絵画の中でも仏教の世界観を表した幾何学的な絵画のことを指します。曼荼羅というのは密教から派生した文化ですが、特にチベット密教において発達しました。

曼荼羅のタイプ、歴史

チベット密教発の宗教文化が日本で仏教と融合し、曼荼羅=仏教絵画として認識されるようになったのです。

曼荼羅というと中央に大きく仏様が描かれ、その周りを小さな仏様が取り囲むように配されて、全体として幾何学的な独特の模様を作り出しているというようなものがイメージされることが多いです。

ただ、曼荼羅にもいくつかの種類がありますし、日本以外のものも含めると、曼荼羅には無数のタイプがあると言えます。

寺

平面の絵として描かれた曼荼羅ですが、曼荼羅は仏教の教えに示された宇宙観、世界観が集約されたものであると解釈され、一枚の曼荼羅の中にこの世の全てが描かれているというのが本来の解釈です。つまり、平面に見える絵は私たちの暮らす三次元の空間が表現されているのです。

また、日本の日蓮宗の曼荼羅のように、題目や諸尊を文字により表現している文字曼荼羅というものもあります。文字曼荼羅は、一般的な絵画の曼荼羅しか知らない人にとっては「これが曼荼羅?!」と思われるかもしれません。

しかし、日蓮宗に関係する宗派や、法華宗、霊友会系法華経団体系、創価学会などでは、文字曼荼羅を本尊として仏壇に納めています。

本尊としての曼荼羅は写真撮影したり、素手で触ったりといった不敬なことは避けるべきですが、絵画としての曼荼羅はリトグラフなどで比較的安いものも出回っているため、飾って楽しむ人もいるようです。


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